MT4ビルド更新で一部EAが使えなくなる原因とは?Build 1420と1460の違いを初心者向けに解説
- タムラ

- 3月24日
- 読了時間: 5分
更新日:5月4日
MetaTrader 4(MT4)のビルド更新とEAの互換性問題
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MetaTrader 4(MT4)は定期的にビルド更新が行われています。2024年5月にはBuild 1420、2026年3月にはBuild 1460が公開されました。これらの更新は、セキュリティ改善、エラー修正、安定性向上を含むものです。しかし、MT4のビルド更新によって、互換性の影響で一部のEAが正常に動作しなくなることがあります。
例えば、以下のような症状が見られることがあります。
これまで使えていたEAが急に動かなくなった
チャートに入れても注文しない
認証付きEAが起動しない
DLLを使うEAが止まる
デモでは動くのにリアル口座では動かない
この記事では、MT4ビルド更新で一部EAが使えなくなる原因を、Build 1420とBuild 1460の違いも含めて、初心者向けにわかりやすく解説します。
MT4ビルド更新で一部EAが使えなくなることはある?
結論から言うと、あります。ただし、ビルド更新そのものがすべてのEAを壊すわけではありません。実際には、MT4のビルド更新をきっかけに、互換性の影響で一部EAが使用できなくなったり、不安定になるケースがあるという理解が正確です。
特に影響が出やすいのは、次のようなEAです。
古いEX4形式のEA
認証付きEA
DLLを使うEA
外部通信を行うEA
ブローカー条件に強く依存するEA
つまり、「MT4の更新が悪い」というより、「更新によって互換性や環境差の問題が表面化した」と考えるのが自然です。
Build 1420で起きたこと
Build 1420のときは、コミュニティ上でも以下のような相談が目立ちました。
古いEX4が動かない
カスタムインジケーターが読み込めない
EAをチャートへドラッグできない
ソースがなく再コンパイルできない
ただし、その原因を単純に「MT4のコンパイル仕様が変わったから」と断定するのは正確ではありません。より正確には、Build 1420では、MT4の内部仕様が単純に変わったというより、セキュリティ改善の影響で一部のEX4や配布形態に依存したEAが使えなくなり、結果として再コンパイルや更新対応が必要になるケースが増えました。そのため、Build 1420は「ビルド更新による互換性の影響で、一部の旧EAの問題が表面化しやすかったBuild」と説明するのがわかりやすいです。
Build 1460で注意したいこと
Build 1460も、公式には重要なセキュリティ改善、バグ修正、安定性向上を含む更新です。ただ、現時点の公開情報では、Build 1420のときほど「旧EX4全体に大きな互換性トラブルが出た」という見え方は相対的に強くありません。
その代わり、Build 1460では次のような実運用環境との相性問題に注意が必要です。
認証EAが止まる
DLL使用EAが正常動作しない
外部通信EAで不具合が出る
デモ口座とリアル口座で挙動が変わる
ブローカー差で注文エラーになる
つまり、Build 1460は「ビルド更新による互換性の影響に加えて、認証・DLL・外部連携・環境差の切り分けが重要なBuild」と考えるとわかりやすいです。
Build 1420と1460の違い
項目 | Build 1420 | Build 1460 |
初心者向けにまとめると、
Build 1420:ビルド更新による互換性の影響で、一部の旧EX4や特殊な配布形態の問題が表面化しやすかった
Build 1460:ビルド更新による互換性の影響に加え、認証・DLL・外部連携・ブローカー差の確認がより重要
という違いがあります。
MT4ビルド更新後にまず確認したいポイント
EAが動かないときは、まず次を確認すると原因を絞りやすいです。
1. AutoTradingがONか
MT4上部のAutoTradingが有効になっているか確認します。
2. EA設定で自動売買が許可されているか
EAのプロパティで、自動売買を許可にチェックが入っているか確認します。
3. DLL使用許可が必要か
DLLを使うEAなら、DLLの使用を許可が必要です。
4. Experts / Journalにエラーが出ていないか
エラー内容を見ると、設定ミスなのか、発注条件の問題なのか、認証問題なのかを切り分けやすくなります。
5. デモとリアルで差がないか
同じEAでも、ブローカーや口座種別によって条件が異なる場合があります。
6. 古いEX4か、認証EAか、DLL使用EAか
Build 1420寄りの問題なのか、Build 1460寄りの問題なのかを考えるうえで重要です。
Power Labで対応できること
Power Labでは、MT4ビルド更新で互換性の影響により一部EAが使えなくなったケースについて、状況に応じて次のような対応を行っています。
不具合原因の切り分け
古いEAの互換性確認
再コンパイルや更新対応の要否確認
認証処理の見直し
DLL使用部分の再確認
外部通信や補助システム連携の調整
ブローカー仕様に合わせた発注条件調整
StopLevel、ロット、時間差などの修正
「何が原因かわからない」という段階でも、状況を整理しながら確認できます。
こんな方はご相談ください
MT4を更新したらEAが動かなくなった
Build 1420以降、古いEAが不安定になった
Build 1460以降、認証EAやDLL使用EAが止まった
デモでは動くのにリアルでは動かない
旧EX4なので修正できるか知りたい
販売元に連絡できず困っている
まとめ
MT4のビルド更新では、互換性の影響により一部EAが正常に動作しなくなることがあります。特にBuild 1420では、一部の旧EX4や特殊な配布形態の問題が表面化しやすく、Build 1460ではそれに加えて、認証・DLL・外部連携・ブローカー差などの実運用上の確認が重要になります。
そのため、原因は一つに決めつけず、以下の点を確認することが大切です。
互換性の問題
設定の問題
認証の問題
DLLや外部通信の問題
ブローカー環境差
Power Labでは、MT4ビルド更新後に使えなくなったEAの調査・修正対応を行っています。古いEA、認証EA、DLL使用EAなどでお困りの場合もご相談いただけます。


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